会長方針2020-2021 | 広島城南ロータリークラブ

会長方針2020-2021

会長 平井篤志

会長 平井 篤志


“ロータリーとクラブの未来をみんなで考え語り合おう”

 2020-21年度RI会長テーマは「ロータリーは機会の扉を開く」です。2020年国際協議会テーマ講演でホルガー・クナーク会長エレクトは「ロータリーとはクラブに入会するということだけでなく、無限の機会への招待です。ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや1本の植樹まで、奉仕する機会の扉を開いてくれます。私たちの中核的価値観を基に、世界中の友人とともに、より豊かで意義ある人生への機会の扉を開いてくれます。」と発言しました。
 一方で、「高齢化が進む地域で、ロータリーは衰退し老齢化しています。この大きな変化に適応しなければなりません。」と危機感をあらわにし、変革と成長を求めております。

 2710地区脇ガバナーの信条は 「不易流行」 ~楽しくなくてはロータリーではない~ です。
 「不易」とは原点を確認し易らない・変えてはいけないということで、「流行」とは時代に合わせて変わるということです。
 表現は異なりますが、言わんとすることはRI会長と同じではと考えます。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、クラブ例会をはじめPETS(会長エレクト研修)やIM(インターシティミーティング)、RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)も中止となりました。現時点では感染者数は拡大の一途で4月7日には非常事態宣言も発令され、社会に深刻な影響は避けられません。今後ロータリー活動にどのような影響が出てくるかは予測がつきませんが、当面は活動の縮小を余儀なくされる可能性は高いと思われます。
 とはいえ、私たちは立ち止まるわけにはいきません。
 ロータリーは単なる奉仕活動団体ではなく、ロータリー活動を通じて自分自身を高める職業人の実践哲学であり、自己啓発の場であります。
 そして広島城南ロータリークラブは会員同士のまとまりがよく、様々な奉仕活動を展開している若々しい元気なクラブです。改めてロータリーの意義や精神を再確認し、奉仕活動や親睦、率直な意見交換の機会を通じてロータリーを楽しみ、会員やクラブの発展の一助になれば幸いです。